ラン科 Orchidaceae

コケイラン (小けい蘭)
Oreorchis patens (Lindl.) Lindl.

山地のやや湿った林内や沢沿いに生える多年草。偽球茎は卵形でエビネのように連なってる。草丈は30 - 40cm。20 - 30 cmの2枚の細長い葉が地中の偽球より直接出る。花が咲く頃には葉は分からなくなり,花茎だけが立って花をつける場合もある。葉の形は倒狭皮針形で,葉脈は平行脈,漸鋭先頭である。花茎は高さ30 - 40pになり,総状花序で花軸に柄のある花が10個から25個ついて,下方についた花から開花する。萼辺と花弁は黄褐色で,幅が広い唇弁のみが白色で,赤い斑点がある。
花期:5 - 7月  別名:ササエビネ(笹海老根)
分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄;南千島,朝鮮半島,中国
Oreorchis コケイラン属: コケイラン  コケイランモドキ 


5-20-12 合使山
大分県中津市山国町

5-20-12 合使山
大分県中津市山国町

6-29-08 8:02 岩手山馬返し登山路旧道一合目 標高 910 m
滝沢村,岩手県

6-29-08 8:02 岩手山馬返し登山路旧道一合目 標高 910 m
滝沢村,岩手県

5-20-07 7:34 大万木山 標高 750 m
島根県

5-20-07 7:34 大万木山 標高 750 m
島根県

6-4-06 14:30 十方山命の泉ノ滝 標高 800 m
広島県

6-4-06 14:30 十方山命の泉ノ滝 標高 800 m
広島県
被子植物  生物