ラン科 Orchidaceae

ヒメムヨウラン (姫無葉蘭)
Neottia acuminata Schltr.

亜高山の針葉樹林下に生育する多年生菌根植物。根茎は短く,根は多数束生する。茎は高さ10 - 20 cm,やや細く,無毛。3 - 4個の長さ 2 - 3 cm,筒状で膜質,鈍頭の鞘状葉をまばらにつける。淡褐色の花を,長さ 5 - 10 cmの総状花序にややまばらにつける。苞は膜質卵形で鋭頭,長さ 1 - 1.5 mm,花の柄に密接する。萼片および側花弁は卵状広披針形, 長さ約 3 mm,開出し,上方は外方に曲がる。唇弁は上方に位置し,萼片と同長,3角状卵形,鋭頭。子房は短い柄があって無毛。蕊柱は短い。
花期:6 - 8月
分布:北海道・本州(中部以北);朝鮮半島,樺太,ウスリー,カムチャッカ
Neottia サカネラン属: カイサカネラン  サカネラン  ヒメムヨウラン 
  <フタバラン>  アオフタバラン  コフタバラン  タカネフタバラン  ヒメフタバラン  ミヤマフタバラン 


6-7-15 三ッ峠山
山梨県南都留郡富士河口湖町

6-7-15 三ッ峠山
山梨県南都留郡富士河口湖町

6-7-15 三ッ峠山
山梨県南都留郡富士河口湖町

6-7-15 三ッ峠山
山梨県南都留郡富士河口湖町

6-7-15 三ッ峠山
山梨県南都留郡富士河口湖町

6-7-15 三ッ峠山
山梨県南都留郡富士河口湖町
被子植物  生物