ヤマノイモ科 Dioscoreaceae

タチドコロ(立野老)
Dioscorea gracillima Miq.

丘陵や山地に生育するつる性の多年草。地下茎は多肉で横にのびる。茎ははじめ直立し,伸びるにつれて上部はつる状になり,無毛。葉は互生し,3角状卵形で,先は鋭くとがり,長さ 5 - 10 cm,幅3 - 7 cm,全縁または浅い波状縁となり,両面に毛がなく,薄くてやや硬い。葉柄は長く,基部に小突起がない。雌雄異株。葉腋から花序を出し,雄花序は直立し,雌花序は垂れ下がる。花被片は6個,長楕円形,長さ 1.5 mm,黄緑色,ときに橙色を帯び,平開する。雄花は柄がなく,完全雄ずいは3個,仮雄ずいは3個。雌花被片は長さ 2 mm。さく果は扁円形で,3個の翼がある。種子は楕円形で周囲に翼がある。
花期:6 - 7月
分布:本州・四国・九州;中国
Dioscorea ヤマノイモ属: オニドコロ  カエデドコロ  タチドコロ 


5-22-22 広島県

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被子植物  生物