キク科 Compositae

ヤハズハハコ(矢筈母子)
Anaphalis sinica Hance

山地の岩場や礫地に生育する多年草。高さ 20 - 35 cm。根茎は木質,茎は叢生し,白色 - 灰色の綿毛があり,葉が密につく。葉は互生し,無柄,倒披針形で鈍頭,長さ4 - 6 cm,基部はしだいに狭くなり,無柄で茎に沿って翼状に流れる。表面は緑色,はじめ綿毛が密にあるが,しだいに薄くなる。裏面には灰白色の綿毛が密生する。根出葉は開花時に枯れる。枝の先に多数頭花を散房状につける。雌株の頭花は多数の雌花と,中心に少数の雄花があり,総苞は鐘形。雄株の頭花は,雄花だけがあり,総苞は球鐘形。総苞片は6又は7列,乳白色 - 汚白色。そう果は長さ 0.7 - 1 mm。
花期:8 - 9月
分布:本州(関東地方以西)・四国・九州;朝鮮半島,中国
Anaphalis ヤマハハコ属: ホソバノヤマハハコ  ヤハズハハコ  ヤマハハコ 


8-19-18 白岩山,宮崎県

8-19-18 白岩山,宮崎県

8-19-18 白岩山,宮崎県

8-19-18 白岩山,宮崎県

8-16-20 白岩山,宮崎県

8-16-20 白岩山,宮崎県

8-16-20 白岩山,宮崎県

8-16-20 白岩山,宮崎県
被子植物  生物