キク科 Compositae

ニガナ(苦菜)
Ixeridium dentatum (Thunb.) Tzvelev subsp. dentatum

日当たりのよい山野の草原に生育する多年草。葉や茎を切ると苦味のある白い乳液が出る。茎は直立して高さ 20 - 50 cmになるが,細く,柔らかい。根生葉は長い柄があり,葉身は長さ 3 - 10 cm,幅 0.5 - 3 cmの広披針形 - 倒卵状長楕円形で,まばらな鋸歯があり,羽状に切れ込むこともある。茎葉は無柄,基部に毛状の鋸歯が散在し,基部は円く張りだして茎を抱く。茎の先端で枝分かれし,集散花序に頭花をつける。頭花は直径約 1.5 cm,黄色の舌状花が 5 - 7個ある。花弁の先は切形で細かい切れ込みがある。総苞は長さ 7 - 9 mmの円筒形で,外片は小さく,鱗片状。そう果は長さ 3 - 3.5 mmの紡錘形。冠毛は褐色を帯び,長さ約 4 mm。
花期:5 - 7月
    分布:北海道・本州・四国・九州
Ixeridium ニガナ属: ニガナ  シロバナニガナ  ハナニガナ  ヤナギニガナ 


5-5-23 ロマンスヶ丘,福岡県田川市

5-5-23 ロマンスヶ丘,福岡県田川市

5-5-23 ロマンスヶ丘,福岡県田川市

5-5-23 ロマンスヶ丘,福岡県田川市

5-5-23 ロマンスヶ丘,福岡県田川市

5-5-23 ロマンスヶ丘,福岡県田川市

5-5-23 ロマンスヶ丘,福岡県田川市

5-5-23 ロマンスヶ丘,福岡県田川市

5-10-20 平尾台,北九州市

5-10-20 平尾台,北九州市

5-10-20 平尾台,北九州市

5-10-20 平尾台,北九州市
被子植物  生物