キク科 Compositae

ホクチアザミ(火口薊)
Saussurea gracilis Maxim.

日当たりのよい草丈の低い草原や尾根筋の山道脇などに生育する多年草。高さ約50 cmで,翼はない。葉は根出葉と茎葉があるが,根出葉が主である。根出葉は長い柄があり,長さ6◯11cmの長三角形で,基部は時として左右の形が異なるり,荒い鋸歯があり,鋸歯の先端は尖る。茎葉は小さくて細長い。葉の表面には荒い毛が散生し,裏面は綿毛が密生して白色。茎は上部で分枝し,頭花をつける。総苞は長さ13◯16 mm,多少クモ毛があって普通紫色を帯びる。
花期:8 - 10月
分布:本州(愛知県以西)・四国・九州;朝鮮半島
Saussurea トウヒレン属の花: ウスユキトウヒレン  キリシマヒゴタイ  クロトウヒレン  ナガバキタアザミ  ヒナヒゴタイ  ヒメヒゴタイ  ホクチアザミ  ユキバヒゴタイ 


9-23-08 13:21 深入山 標高 1140 m
広島県安芸太田町戸河内町

9-23-08 13:21 深入山 標高 1140 m
広島県安芸太田町戸河内町
被子植物  生物