シソ科 Labiatae

テンニンソウ(天人草)
Leucosceptrum japonicum (Miq.) Kitam. et Murata

ブナ林などの夏緑広葉樹林の斜面下部,谷沿いなどの湿った場所に生育する多年草。茎は直立して四角形,下部は木質化して高さ0.5-1 mになる。葉は対生し,長楕円形 - 広披針形で長さ10-20 cm,幅3-9 cm。先端は尖り葉縁には不規則な鋸歯があり,ほとんど無毛。茎頂に花穂を出し,淡黄色の小型の唇形花を穂状に密につける。花冠は上側2裂,下側3裂する。4本の雄しべと1本の雌しべが長く突出する。
花期:9 - 10月
分布:北海道・本州・四国・九州
Leucosceptrum テンニンソウ属: オオマルバノテンニンソウ  テンニンソウ  ミカエリソウ 


9-19-09 15:45 椹島 標高 1120 m
静岡県静岡市葵区田代

9-19-09 15:45 椹島 標高 1120 m
静岡県静岡市葵区田代

被子植物  生物