キョウチクトウ科 Apocynaceae

アオカモメヅル(青鴎蔓)
Vincetoxicum ambiguum Maxim.

山麓の草地や林縁に生育するつる性の多年草。茎はつる性,細長く伸び,他物に巻き付き,わずかに毛がある。葉は対生し,長さ 3- 8 mmの葉柄がある。葉身は細長い披針形,長さ 3 - 10 cm,幅 5 - 10 mm,先は短く尖り,基部はごく浅い心形,縁近くや主脈上だけに微軟毛がある。花は葉腋から出た 2 - 10 mmの短い総花柄のある小型の花序にまばらにつき,小花柄は 3 - 5 mm,葉腋から長さ 2 - 10 mmの総花柄をだし,集散花序にまばらに花をつける。萼は長さ約 2 mm,5深裂し,裂片は披針形。花は緑白色,帯黄白緑色で径 7 - 8 mm。花冠は5深裂し,裂片は長卵形,先は尾状に伸びて捻じれ,内面に白毛がある。副花冠は3角状鈍頭で,高さは蕊柱とほぼ同じ。袋果は披針形で長さ 4 - 5 cm,無毛。
花期:8 - 10月
分布:本州(紀伊半島)・四国・九州
Vincetoxicum カモメヅル属: アオカモメヅル  アオタチカモメヅル  イヨカズラ  オオカモメヅル  クサタチバナ  クロバナロクオンソウ  コカモメヅル  スズサイコ  タチカモメヅル  ツクシガシワ  ツルモウリンカ  トキワカモメヅル  フナバラソウ  ホウヨカモメヅル  ロクオンソウ 


7-17-22 島根県

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被子植物  生物