セリ科 Umbelliferae

ミヤマトウキ(深山当帰)
Angelica acutiloba (Siebold et Zucc.) Kitag. subsp. iwatensis (Kitag.) Kitag.

亜高山帯から高山帯の岩礫地や渓流沿いの岩上などに生育する多年草。茎は枝を広げ,高さは20 - 50 cm,無毛。茎葉を切ると強い切ると強い香気がある。葉は 表面に光沢があり,2 - 3回3出複葉で,無毛。終羽片は披針形で長さ 3 -10 cm,3深裂し,縁には重鋸歯がある。茎頂か,分枝した先端に径10 cm の複散形花序をつける。総苞片はないかまたはまれに1個,小総苞片は数個あって線形。花序の枝は細くて長さ 2 - 8 mm,30 - 40 本ある。花は径 3 mm の白色の5弁花。果実は楕円形,長さ 4 - 6 mm。
花期:7- 8月
分布:北海道(南西部)・本州(中部地方以北)
Angelica シシウド属: アマニュウ  エゾニュウ  エゾノヨロイグサ  オオバセンキュウ  シシウド  シラネセンキュウ  ツクシゼリ  ミヤマトウキ  ヨロイグサ 


7-17-04 雨飾山,長野県小谷村

7-17-04 雨飾山,長野県小谷村

7-17-04 雨飾山,長野県小谷村

7-17-04 雨飾山,長野県小谷村

被子植物  生物