ニシキギ科 Celastraceae

ヒロハノツリバナ (広葉吊花)
Euonymus macropterus Rupr.

温帯上部から亜高山帯の山地に生育する落葉小高木。樹高は6 - 7 m。他の木に先立って芽吹く。樹皮は,暗灰色で平滑。葉は十字対生し,葉身は長楕円形か倒卵状長楕円形。葉先は急鋭頭。基部は広い楔形。細かな鋸歯がある。葉腋から長さ4 - 8 cmの柄を出して淡緑色の花を10数個付ける。花弁,雄しべ,萼片はともに4個。朔果は紅紫色に熟し,三角形の張り出した4翼があり,十字形に見える。
花期:6 - 7月  果実:9 - 10月 別名:ヒロハツリバナ
分布:北海道・本州・四国(剣山)・九州;南千島,朝鮮半島,中国東北部,サハリン
Euonymus ニシキギ属: ツリバナ  ヒロハノツリバナ  マサキ  ムラサキマユミ 


9-20-10 8:46 ユニ石狩岳 標高 1370 m
北海道上川郡上川町

  


9-20-10 8:46 ユニ石狩岳 標高 1370 m
北海道上川郡上川町