マメ科 Fabaceae

トキワヤブハギ(常盤藪萩)
Hylodesmum leptopus (A.Gray ex Benth.) H.Ohashi & R.R.Mill

常緑樹林の林内,林縁の日陰に生育する常緑亜低木。高さ 30 - 70 cm。若い茎は毛がある。葉は3小葉からなり,小葉の葉身は卵形 - 卵状披針形,長さ10 - 15 cm,幅3.5 - 6 cm,下面にまばらに毛があり,上面は無毛。頂小葉は狭卵形 - 卵形 - 卵状楕円形,長さ 4 - 18 cm,幅 2 - 7 cm,先は鋭尖頭 - 尾状に伸び,基部は広いくさび形 - やや円形,小脈は目立たず,裏面に白斑がある。側小葉は頂小葉よりやや小さい。花は茎頂の総状花序にまばらにつき,小花柄は長さ3 - 4 mm,果時に1.1 - 1.3 cmに伸長し,密に鈎のある毛がある。萼は長さ2 - 3 mm。花冠は淡紅白色で,長さ 5 - 6 mm。節果は2 - 3の小節果からなる。
花期:8 - 11月
分布:種子島,屋久島,沖縄,南西諸島;中国,台湾,インドネシア,ラオス,マレーシア,ニューギニア,フィリピン,タイ,ベトナム
Hylodesmum ヌスビトハギ属: オオバヌスビトハギ  トキワヤブハギ  ヌスビトハギ  フジカンゾウ 


9-16-18 与那覇岳,沖縄県

9-16-18 与那覇岳,沖縄県

9-16-18 与那覇岳,沖縄県

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被子植物  生物