マメ科 Fabaceae

ハマエンドウ(浜豌豆)
Lathyrus japonicus Willd.

海岸,まれに湖や川原などの砂地に生育する多年草。茎は横にはって長さは1 mほどになり,上部は斜上する。全体に粉白色を帯びる。草丈は約20 cmで,3 - 6対の小葉をもつ羽状複葉で,先端は巻きひげになるが,他に巻き付くことはあまりない。小葉は 8 - 12個あり卵形 - だ円形で鈍頭または鋭頭,長さ1.5 - 4 cm,幅 5 - 24 mm。晴天時には葉を上に上げて折りたたみ,白い葉の裏を日にかざして強い日照を反射させる。托葉は小葉とほぼ同じ大きさがあり,三角状卵形で鋭頭。葉腋から花柄を伸ばして,長さ2.5 - 3 cmの蝶形花を総状に 3 - 6個付ける。旗弁は赤紫色からのちに青紫色に変わる。萼は斜形で,1.2 - 1.5 cm,下側の萼裂片が長い。豆果は無毛,熟すと黒褐色で,長さ約 5 cm,幅約1 cm,数個の球形,褐色の種子が入る。
花期:4 - 7月
分布:北海道・本州・四国・九州;アジア,ヨーロッパ,アメリカ
Lathyrus レンリソウ属: イタチササゲ  ハマエンドウ  レンリソウ 


7-19-08 鴛泊海岸 北海道利尻島

7-19-08 鴛泊海岸 北海道利尻島

3-7-21 富岡半島 熊本県下天草島

3-7-21 富岡半島 熊本県下天草島

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3-7-21 富岡半島 熊本県下天草島

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被子植物  生物