アジサイ科 Hydrangeaceae

マルバウツギ(丸葉空木)
Deutzia scabra Thunb. var. scabra

山野に生育する落葉低木。樹高 1 - 1.5 m。樹皮は灰褐色で,縦に剥がれる。髄は中空。若枝は紫褐色で,星状毛が密生し,開出毛がまばらに生える。葉は単葉で対生,葉身は卵形または広卵形,葉先は鈍頭,長さ3 - 6 cm,幅 2 - 3 cm。葉の表面は緑色,裏面は淡緑色,葉縁は不整の鋸歯。枝先に円錐花序をだし,直径は 約1 cmの白い花を上向きにつける。花弁は5個,花の中心部の花盤は橙色。雄ずいは10個,葯は黄色,花糸に翼があり、翼の上部はしだいに細くなる。果実はさく果で,直径約 3 mm,星状毛が密生する。
花期:4 - 5月  果期:10 - 11月  別名:ツクシウツギ
分布:本州(関東以西)・四国・九州
Deutzia ウツギ属: ウツギ  ヒメウツギ  マルバウツギ 


5-1-19 平戸島, 長崎県

5-1-19 平戸島, 長崎県

5-4-18 碁盤ヶ岳 標高 460 m, 大分県津久見市

5-4-18 碁盤ヶ岳 標高 460 m, 大分県津久見市

5-5-18 椿山 標高 440 m, 大分県佐伯市

5-5-18 椿山 標高 440 m, 大分県佐伯市

5-5-18 椿山 標高 440 m, 大分県佐伯市

5-5-18 椿山 標高 440 m, 大分県佐伯市

7-3-04 16:18 親父山 標高 1220 m,宮崎県高千穂町

7-3-04 16:18 親父山 標高 1220 m,宮崎県高千穂町

被子植物  生物