アジサイ科 Hydrangeaceae

ヒメウツギ(姫空木)
Deutzia gracilis Siebold et Zucc.

温帯から暖帯にかけた山地の日当たりのよい石灰岩や蛇紋岩地を含めた岩上のなどに生育する落葉低木。樹高は1.0 - 1. 5m。樹皮は灰褐色。葉は対生し,葉身は長さ4 - 8 cm,幅2 - 3 cmで,長楕円状披針形で,先端はとがり,葉縁は細鋸歯がある。表面は星状毛が散生し,裏面は無毛。枝先に円錐花序を出し,白色の5弁花を多数つける。花柄は細く,2 - 6 mm,無毛。花径は10 - 15 mm。雄しべは10本である。 雌しべは3,4本である。雄しべは10本で,花糸には両側に翼があり,先端が長く伸びる。中央に長い花柱が3 - 4個ある。果実は椀形のさく果。
花期:5 - 6月  果期:10 月
分布:本州(関東地方以西)・四国・九州;日本固有種
Deutzia ウツギ属: ウツギ  ヒメウツギ  マルバウツギ 


5-6-14 10:38 塔ヶ峯 標高 540 m
北九州市小倉南区井手浦

5-6-14 10:38 塔ヶ峯 標高 540 m
北九州市小倉南区井手浦

5-11-14 13:38 古処山 標高 820 m
福岡県朝倉市江川

5-11-14 13:38 古処山 標高 820 m
福岡県朝倉市江川

5-11-14 14:08 古処山山頂 標高 859 m
福岡県朝倉市江川

5-11-14 14:08 古処山山頂 標高 859 m
福岡県朝倉市江川

被子植物  生物