バラ科 Rosaceae

キジムシロ(雉筵)
Potentilla sprengeliana Lehm


山野に普通に生育する多年草。ときに亜高山帯でも見ることがある。高さ5◯30cm。匐枝は出さない。走出茎を出して広がるものをツルキジムシロという。全体に荒い毛がある。葉は奇数羽状複葉で,小葉は5 - 9 枚,頂小葉が特に大きい。集散状に黄色の5弁花をつける。花の直径は1 - 1.5 cm。萼片は鋭頭で長さ4 - 8 mm。副萼片は同大またはやや小さい。花床に毛がある。痩果無毛,細かいしわがある。変異が多く日本のはサハリンや大陸のものより葉の先が尖り花弁の小さいものが多い。
花期:4 - 5月
分布:北海道・本州・四国・九州
Potentilla キジムシロ属: オヘビイチゴ  キジムシロ  ツルキンバイ  ヘビイチゴ  ミツバツチグリ  ミヤマキンバイ  メアカンキンバイ 


4-29-11 10:28 貫山 標高 605 m
福岡県北九州市小倉南区井手浦

4-29-11 10:28 貫山 標高 605 m
福岡県北九州市小倉南区井手浦

3-8-09 15:27 可也山 標高 55 m
福岡県糸島郡志摩町小富士

3-8-09 15:27 可也山 標高 55 m
福岡県糸島郡志摩町小富士

被子植物  生物