ツツジ科 Ericaceae

オオバスノキ (大葉酢の木)
Vaccinium smallii A.Gray var. smallii  

低山帯から亜高山帯の林縁に生育する落葉低木。樹高は約1m。若い枝にはやや稜があり,短毛が生える。葉は互生し,葉身は広披針形または長楕円形,縁に細鋸歯がある。葉柄はごく短く短毛が密に生える。先は鋭くとがる。葉の表面は無毛。前年の枝先から,黄緑色で筋状に赤みを帯た長さ約6 mmの釣鐘型の花を1 - 4個,下向きにつける。花冠の先端は浅く5裂し,先は反曲する。萼筒は長さ1.2 mmの鐘形で,先端は広がって5裂し,裂片は広3角形となり,先はとがる。果実は球形の液果で紫黒色に熟し,可食。名は,葉に酸味があり噛むと酸っぱいことに由来。
花期:6 - 7月
分布:北海道・本州(中部以北;近畿地方と中国地方の日本海側)・四国(北東部);サハリン
Vaccinium スノキ属: イワツツジ  オオバスノキ  カンサイスノキ  コケモモ  シャシャンボ  ナツハゼ 


7-15-12 12:12 石狩岳 標高 1470 m
北海道河東郡上士幌町幌加

7-15-12 12:12 石狩岳 標高 1470 m
北海道河東郡上士幌町幌加
被子植物  生物