ツツジ科 Ericaceae

イワツツジ(岩躑躅)
Vaccinium praestans Lamb. 

高山や寒地の林縁や岩場などに生育する落葉小低木。茎は細長く地中をはい,先は直立して高さ 1 - 4 cm,下部に小さな鱗片葉がある。葉は茎の上部に2 - 4枚が集まって互生し,長い柄があり,広卵形または広楕円形,長さ 3 - 6 cm,幅 2 - 5 cm,先は短くとがり,縁に毛状の細かい鋸歯がある。前年枝の枝先に1 - 3個の花がつく。花冠は筒状鐘形,長さ 6 - 7 mm,白色で赤みを帯び,先は5裂する。雄蕊は10本,葯は先が伸びて開孔,背面に小さな突起がある。液果は直径約 1 cmの球形で赤熟し,可食。
花期:6 - 7月
本州(木曾御岳・東北地方北部)・北海道,千島;カムチャッカ,サハリン,ウスリー
Vaccinium スノキ属: イワツツジ  オオバスノキ  カンサイスノキ  コケモモ  シャシャンボ  ナツハゼ 


7-18-10 夕張岳,北海道夕張市

7-18-10 夕張岳,北海道夕張市

7-18-10 夕張岳,北海道夕張市

7-18-10 夕張岳,北海道夕張市
被子植物  生物