アブラナ科 Brassicaceae

ミヤマハタザオ(深山旗竿)
Arabidopsis kamchatica (DC.) K.Shimizu et Kudoh subsp. kamchatica      

山地から高山の砂礫地や岩場に生育する多年草。茎はよく分枝して,高さ 10 - 40 cmになり,まばらに毛があるかまたは無毛。根生葉はロゼット状,長さ1-6 cmのへら状広卵形で,頭大羽状に深裂し,両面に軟毛がある。茎葉は細く,下部の葉は鋸歯があるが,上部の葉は全縁で線形,長さ 1 - 4 cm。白色の十字状花を枝に総状花序につける。萼片は楕円形。花弁は倒卵形で,長さ 3 - 6.5 mm。長角果は線形で,長さ 1.5 - 4 cm,無毛。種子は平たい楕円形で,先端にごく狭い翼がある。
花期:5 - 8月
分布:北海道・本州・四国
Arabidopsis シロイヌナズナ属の花: ハクサンハタザオ  ミヤマハタザオ 


7-20-08 利尻山 標高 1500 m,北海道利尻富士町

7-20-08 利尻山 標高 1500 m,北海道利尻富士町

7-20-08 利尻山頂上直下 標高 1720 m,北海道利尻富士町

7-20-08 利尻山頂上直下 標高 1720 m,北海道利尻富士町

5-4-13 池木屋山 標高 700 m,三重県松阪市

5-4-13 池木屋山 標高 700 m,三重県松阪市

5-4-13 池木屋山 標高 700 m,三重県松阪市

5-4-13 池木屋山 標高 700 m,三重県松阪市

被子植物  生物