イラクサ科 Urticaceae

オオサンショウソウ(大山椒草)
Pellionia radicans (Siebold et Zucc.) Wedd. var. radicans

山地の湿った林内や岩場に生育する多年草。茎の基部はよく分枝して長く地をはって根を出す。茎は長く地をはって根を出し,ほとんど無毛。葉は斜卵形,鋭頭または鋭尖頭鈍端,4 - 5個の鈍きょ歯があり,長さ 2 - 4.5 cm,表面緑色,裏面緑白,中脈上に微毛があるほかは無毛である。葉柄は 2 - 3 mm。托葉は線形長さ 3 mm。雌雄異株。雄花序は集散状,柄は長さ2 cm,雄花の花被片は4個で,雄ずいは4個。雌花序は葉腋につき,柄は 0 - 4 mm,小さな球状の集散花序,苞は披針形。果実は楕円形,長さ0.8 mm,いぼ状突起が多い。
花期:4 - 5月
分布:北海道・本州・四国・九州;中国,台湾
Pellionia サンショウソウ属: オオサンショウソウ  サンショウソウ 


3-20-22 宮崎県

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