キンポウゲ科 Ranunculaceae

ミツバオウレン (三葉黄蓮)
Coptis trifolia (L.) Salisb.

亜高山 - 高山帯の針葉樹林内のやや湿った草原に生育する常緑の多年草。黄色の根茎を横に這わせる。根生葉は長い柄があり,3出複葉で光沢がある。小葉は小葉はほぼ倒卵形,3浅裂し,縁には不揃いな鋸歯がある。高さ 5 - 10 cmの花茎の先に直径 7 - 10 mmの花を1個開く。中部より上に線形で長さ 2 mmの苞がある。花弁状の萼片は5個,長楕円形,白色,長さ 6.5 - 7 mm。花弁はは5個,黄色で,長さ 2.5 mm,舷部は浅い杯状。雄ずいは多数,花糸は無毛,長さ 4 mm,葯は長さ 0.5 mm。花柱は 2 mm,柱頭はまがる。袋果は3 - 8個,柄は 4 - 7 mm,輪状に開出して先端に長さ約2 mmの花柱があり,縦脈はない。
花期:6 - 8月  別名:カタバミオウレン
分布:北海道・本州(中部以北)
Coptis オウレン属: オオゴカヨウオウレン  キクバオウレン  セリバオウレン  バイカオウレン  ヒュウガオウレン  ミツバオウレン  ミツバノバイカオウレン 


6-17-12 森吉山,秋田県

6-17-12 森吉山,秋田県

6-17-12 森吉山,秋田県

6-17-12 森吉山,秋田県

6-14-09 芦別岳半面山,北海道富良野市

6-14-09 芦別岳半面山,北海道富良野市

6-14-09 芦別岳半面山,北海道富良野市

6-14-09 芦別岳半面山,北海道富良野市
被子植物  生物