キンポウゲ科

ホソバトリカブト(細葉鳥兜)
Aconitum senanense Nakai

亜高山帯から高山帯の日当たりのよい草原に生育する多年草。茎は直立して,高さ40-100 cmになる。株もとから叢生する傾向がある。葉は3深裂し,側裂片はさらに深く裂け,5裂に見える。茎の先に散房花序をつけ,兜に似た青紫色の花を咲かせる。花柄には2個の小苞とともに,開出毛が密生して白くみえる。花弁の舷部は幅広い。雄しべは有毛。青紫色の萼片の表面にも毛が生える。
花期:8 - 9月
分布:本州(関東,中部);日本固有種
Aconitum トリカブト属の花: イブキトリカブト  センブリ  エゾノホソバトリカブト  タンナトリカブト  ホソバトリカブト 


9-20-09 12:34 聖岳 標高 2185 m
静岡市葵区田代

  


9-20-09 12:34 聖岳 標高 2185 m
静岡市葵区田代

  

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