フトカミキリ亜科 Lamiinae

ホシベニカミキリ (星紅天牛)
Eupromus ruber (Dalman,1817)    ヒゲナガカミキリ族 Lamini

南方系のカミキリムシで山地から市街地の公園にも生息する。体は黒色。前翅は鮮紅色で大小の黒色の斑点がある。2年で1世代。成虫で越冬。越冬明けの成虫はタブノキの緑枝や針葉を後食する。産卵はおもにタブノキの樹皮を長円形状にかみ切り,円内の樹皮下に産卵する。幼虫は坑道の随所に虫糞孔を作って,木くずや糞を排出する。幼虫の食樹はタブノキ、クスノキ、ヤブニッケイ等のクスノキ科の樹木。
体長:18 - 25 mm 触角は体長の約2倍。
発生:6 - 7月
分布:本州・四国・九州,伊豆諸島(大島,新島,式根島),隠岐,対馬,種子島,屋久島;中国,台湾
Lamini ヒゲナガカミキリ族 : シラフヒゲナガカミキリ  シラフヨツボシヒゲナガカミキリ  ヒゲナガカミキリ  ホシベニカミキリ 


6-8-14 15:22 秋吉台 標高 260 m
山口県美祢市秋芳町秋吉

6-8-14 15:22 秋吉台 標高 260 m
山口県美祢市秋芳町秋吉

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