サンショウモ科 Salviniaceae

サンショウモ(山椒藻)
Salvinia natans (L.) All.  

水田,池沼,溝に生育する夏緑型1年草。茎は水平に伸びて所々で分岐し,節に3個の葉を輪生する。浮遊葉は単葉で対生してつき,草質,楕円形から長楕円形,長さ 0.8 - 2 cm,幅は 1 cm以下,ほぼ全縁,円頭,基部は円形で短い柄があり,扁平で平坦ないし少し水中側へ曲がる。葉の表面には短い突起が密にあり,その先に数本の刺状の毛がつき,裏面には軟毛がある。沈水葉の葉身は狭長楕円形,長さ 3.2 - 4.7 cm,幅 1.3 - 2.2 cm,細かく分枝してして水中に垂れ下がる。茎が切れて無性生殖も行う。胞子嚢果は水中葉の基部に集まってつき,球形で径 2.3 - 2.8 mm。胞子は10 - 12月頃に成熟する。
分布:本州(青森県以南)・四国(瀬戸内側)・九州(西部);ヨーロッパ・アジア


8-11-24 コウノトリの郷公園,兵庫県豊岡市

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