コケシノブ科 Hymenophyllaceae

ツルホラゴケ(蔓洞苔)
Vandenboschia auriculata (Blume) Copel.

樹幹,まれに岩上に着生する常緑の多年草。根茎は長く匍匐し,背側に1 - 5 cm間隔で葉柄をつけ,腹側に根毛をつけた根を伸ばす。葉柄は長さ 0.8 - 2 cm,暗褐色の毛をまばらにつける。葉身は単羽状複生,線状披針形から広披針形,長さ 10 - 30 cm,幅 1.5 - 4 cm,中軸には幅 0.8 mm の翼がつき,翼はほとんど葉柄の基部にまで達する。胞子嚢群をつける羽片はほぼ全裂,小羽片も深裂,胞子嚢群をつけない葉では胞子嚢群を中裂し,小羽片は波状縁。小羽片の先は円頭 - 鋭頭,基部はくさび形,上側が耳形に張ることが多い。胞子嚢群は狭くなった裂片の先につき,包膜はコップ状,唇部はわずかに反転し,胞子嚢床は長く伸びる。
分布:伊豆諸島,本州(紀伊半島,島根,山口県)・四国・九州・琉球;インドからミクロネシアにかけてのアジアの熱帯


1-9-22 加江田渓谷 標高 145 m,宮崎県宮崎市

1-9-22 加江田渓谷 標高 145 m,宮崎県宮崎市

1-9-22 加江田渓谷 標高 145 m,宮崎県宮崎市

1-9-22 加江田渓谷 標高 145 m,宮崎県宮崎市

1-1-16 蛇之口滝 標高 440 m,屋久島

1-1-16 蛇之口滝 標高 440 m,屋久島

1-9-22 加江田渓谷 標高 180 m,宮崎県宮崎市

1-9-22 加江田渓谷 標高 180 m,宮崎県宮崎市

1-9-22 加江田渓谷 標高 180 m,宮崎県宮崎市

1-9-22 加江田渓谷 標高 180 m,宮崎県宮崎市

1-9-22 加江田渓谷 標高 180 m,宮崎県宮崎市

1-9-22 加江田渓谷 標高 180 m,宮崎県宮崎市

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