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カラクサシダ（唐草羊歯） |
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山地の湿った岩上や樹幹上のコケの間に生育する多年草。常緑に近いが，葉は夏の間に一度ほとんど全部が枯れる。根茎は細く，径約1 mm，長く匍匐し，赤褐色の毛をつける。葉柄は葉身と同長またはやや短く，長さ5 cm以下で，緑色。葉身は２回羽状に分裂し，卵状長楕円形，鋭頭から鈍頭，長さ1.5 - 7 cm，幅 1 - 2 cm。羽片は三角状卵形から卵状長楕円形，有柄。裂片は卵状長楕円形，円頭から鈍頭，全縁，両面に褐色の多細胞毛をつけ，葉質はやや厚めの紙質，深緑色。胞子嚢群は裂片の脈上から中肋までつき，分岐して長く伸び，包膜はない。 分布：北海道・本州・四国・九州；朝鮮半島，中国 |
 12-30-21 水無渓谷，福岡県糸島市瑞梅寺 |
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