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エビガラシダ（海老殻羊歯）
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向陽の岩隙や石垣などに生育する常緑性の多年草。根茎は短く，斜上し，鱗片は線形，茶褐色。葉は叢生し，草丈8 - 30 cm。葉柄は長さ 1.5 - 5 cm，光沢のある紫褐色で折れやすく，中軸とともに暗褐色の細い鱗片を，ややまばらにつける。葉身は長さ5 - 25 cm，幅2 - 5 cm，狭披針形 - 長楕円形，鋭頭，基部は多少狭くなり，やや堅い草質，葉裏は緑色で粉白にはならない。羽片は無柄，三角状披針形で鋭頭，羽状に深裂し，無毛。小羽片は幅が狭く，円頭，基部は羽軸に流れ，辺縁は鋸歯縁。胞子嚢群は裂片の辺縁につき，偽包膜は胞子嚢群ごとに離生するか，隣り合う2 - 3個が合着する。 分布：本州 (和歌山県・岡山県・広島県）・四国・九州；朝鮮半島南部・中国・インドシナ Cheilanthes エビガラシダ属： エビガラシダ ヒメウラジロ |
 3-6-22 長崎市 |
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