マンネンスギ(万年杉) |
山地の林床や林縁に生育する常緑草本。茎の主軸は径2 - 2.5 mm,赤褐色で,地中を長くを横走し,まばらに分岐し,細い鱗片状の葉をまばらにつける。側枝は直立し,上半部はよく放射状に分岐し,全体が樹木状となり,高さ10 - 30 cm,枝は斜上または直立し,葉を密生し,末端の小枝では葉を含めて径 4 - 7 mm。葉は螺旋状につき,長さ3 - 4 mm,幅約0.6 mm,質がやや硬く,線状披針形,全縁,鋭頭,緑色で光沢がある。直立茎の基部では圧着するが,枝では開出し,上半が内曲することが多い。胞子嚢穂は1本の側枝に数個生じ,小枝端に1個頂生して無柄,円柱形で,長さ 2 - 3 cm,径約 5 mm。胞子葉は約 3 mm,幅約2 mmの卵状心形,先端は鋭尖頭,辺縁は膜がある。染色体数は n=34。 胞子嚢形成期:夏〜秋 英名:princess-pine , tree club-moss 分布:北海道・本州・四国・九州;朝鮮半島,台湾,中国,ロシア東部,北アメリカ Lycopodium ヒカゲノカズラ属: アスヒカズラ スギカズラ ヒモヅル マンネンスギ ミズスギ |
8-14-14 15:53 ウペペサンケ 標高 940 m 北海道河東郡上士幌町字幌加 |
8-14-14 15:53 ウペペサンケ 標高 940 m 北海道河東郡上士幌町字幌加 |
8-14-14 15:53 ウペペサンケ 標高 940 m 北海道河東郡上士幌町字幌加 |