ラン科 Orchidaceae

ヤクシマヒメアリドオシラン(屋久島姫蟻通蘭)
Odontochilus yakushimensis (Yamam.) T.Yukawa

常緑広葉樹林や暖地の渓谷林内に生育する多年草。茎の下部は地表を這い,上部は立ち上がって高さ4 - 10 cm。茎の下部に3 - 5葉がまばらに互生する。葉は暗緑色で無毛,広卵形,長さ7 - 15 mm,幅 5 - 9 mm,鋭頭。茎の先に1 - 3個の白色の花を穂状花序につける。苞は披針状で長さ 1 cm,鋭頭,子房を抱く。萼片は外面にまばらに毛があり,下半部は互いに合着する。側花弁は背萼片に接着する。唇弁の基部は胞状の距となり,爪部は細く全縁,舷部は白色,3角形で先端は2深裂する。ずい柱は直立し 2 mm。
花期:6 - 8月
分布:本州(長野県,奈良県)・四国・九州,沖縄;中国,台湾,フィリピン
Odontochilus イナバラン属: アリドオシラン  ハクウンラン  ハツシマラン  ヤクシマヒメアリドオシラン 


7-22-21 鹿児島県

7-22-21 鹿児島県

7-22-21 鹿児島県

7-22-21 鹿児島県

7-22-21 鹿児島県

7-22-21 鹿児島県

7-22-21 鹿児島県

7-22-21 鹿児島県
被子植物  生物