ラン科 Orchidaceae

サギソウ (鷺草)
Pecteilis radiata (Thunb.) Raf.

日当たりの良い酸性の湿原に生育する多年草。草丈は20 - 40 cm。地下には太い根が少数つく。また根によく似た太い地下茎が何本か伸び,この先端が芋状に肥大してこの部分だけが年を越す。葉は根出葉が少数つく。葉は互生。葉身は長さ5 - 10cmの広線形。花茎を伸ばし,先端に 直径約3 cmの花を2〜4個つける。花は緑色の萼片3枚と白い花弁3枚からなる。唇弁は線形で,鷺の翼と頭の形をしており,3深裂した側裂片が糸状に細かく切れ,翼に相当する。距は3 - 4 cmで,斜めに下垂して先端が次第に太くなる。末端に蜜を貯留する。花は夜に芳香を発する。
花期:7 - 8月 英名: Egret flower 絶滅危惧II類
分布:本州 (秋田県以南)・四国・九州;台湾,朝鮮半島南部


7-30-23 広島県

7-30-23 広島県

7-30-23 広島県

7-30-23 広島県

8-26-12 平尾台,北九州市

8-26-12 平尾台,北九州市

8-12-07 樫原湿原,佐賀県唐津市

8-12-07 樫原湿原,佐賀県唐津市

8-12-07 樫原湿原,佐賀県唐津市

8-12-07 樫原湿原,佐賀県唐津市

8-12-07 樫原湿原,佐賀県唐津市

8-12-07 樫原湿原,佐賀県唐津市
被子植物  生物