ナンゴクネジバナ(南国捩花) |
路傍や明るい草地に生育する多年草。茎は高さ10 - 40 cm,2 - 3個の葉と少数の鱗片葉がある。根出葉は数個,斜上し,広線形。鋭頭,5 - 20 cm,幅 3 - 10 mm,基部は鞘となる。鱗片葉は茎に圧着し,披針形。花茎にも鱗片葉がつく。花茎の上部に螺旋状にねじれた穂状花序を伸ばし,淡紅色の小花を多数横向きにつける。花序,子房,萼片は無毛。萼片は披針形, 5 mm。側花弁は萼片よりすこし短く,背萼片とともにかぶとをつくる。唇弁は白色で倒卵形,鈍頭,萼片よりすこし長く,縁に細歯牙があり,先は反曲する。 花期:3 - 4月 分布:南西諸島・四国,伊豆大島;台湾 Spiranthes ネジバナ属: ナンゴクネジバナ ネジバナ |
4-16-17 沖縄県名護市 |
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