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ハコネラン（箱根蘭） |
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ブナ帯の樹林下に生育する多年草。高さ10 cm前後。根茎は糸状で横にはい，先端に１葉と花茎が出る。葉は長さ約3 cmの長楕円形。葉は多少厚く，柄があり，基部がやや鋭形。花茎は直立し，下部に鞘状の鱗片葉が少数ある。花序は少数花をまばらに総状につけ，苞は微細。花は小型で黄緑色。萼片は狭長だ円形で開出する。側花弁は萼片と同形で鈍頭。唇弁は縁に歯牙があり，狭長楕円形で開出し，基部は耳状に両側がふくれ，先端は鈍頭。少し内に巻いて中部に褐紫色の斑がある。蕊柱は上方の両側に，翼状の突起がある。花粉塊は球形，蝋質で４個。 花期：6 - 7月 分布：本州（埼玉県，神奈川県，静岡県，奈良県） Ephippianthus コイチヨウラン属： コイチヨウラン ハコネラン |
 6月中旬 富士山麓 |
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 6月中旬 富士山麓 |
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