ミズアオイ科 Pontederiaceae

コナギ(小菜葱)
Monochoria vaginalis (Burm.f.) C.Presl ex Kunth

水田や池沼に生育する1年草。高さ 5 - 15 cm。茎は著しく短く,直立 - 斜上する。葉は長さ 3 - 7 cm,幅 7 - 40 mm,披針形,卵状披針形,卵心形など変化が多い。先は円頭,基部は心形,全縁で光沢がある。葉柄は根出葉では長さ10 - 20 cm,茎葉では 3 - 7 cm。花序は葉より低く,花序は開花後すぐに後屈し,花が 3 - 8 個つく。花序柄は長さ1 - 3 cm,基部に苞がつく。花の咲き始めと終わりに,自花受粉する。花被片は6個,長楕円形,内片は少し幅が広い。雄ずいは5個が小さく,1個は大きくて花糸にかぎ状の凸起がある。大きな雄ずいの葯は長さ1.8 - 4 mm,小さい雄ずいは花糸が糸状,葯は長さ1.5 - 3 mm。さく果は楕円形で長さ約 1 cm,種子は楕円形,長さ約1 mm。
花期:8 - 9月  果期:9 - 10月
英語名:heartshape false pickerelweed , oval-leafed pondweed
分布:本州・四国・九州,琉球;朝鮮半島,中国,マレーシア,インド
Monochoria ミズアオイ属: コナギ  ミズアオイ 


9-15-24 兵庫県

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9-15-24 兵庫県

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被子植物  生物