カエデドコロ(楓野老) |
山野に生育するつる性の多年草。根茎は肥厚して横にはう。茎は無毛,長く物に巻きつく。葉は互生し,卵心形で3裂,または掌状に5 - 9裂し,両面に短毛があり,長さ 6 - 12 cm,中央裂片は大きく鋭尖頭,側裂片は鈍頭,乾くと黒褐色になる。葉は長柄があり,基部に1対の小突起がある。雌雄異株。葉腋から花序を出す。花被片は6個,橙黄色で平開する。雄花序は円錐状,雄花には短柄があり,6個の完全雄蕊がある。雌花序は細く下垂し,雌花は小さくほとんど無柄,惰円形の子房がある。さく果は倒卵状円形で3翼があり,長さ 12 - 16 mm,幅は 15 - 18 mm,下垂した穂軸に上向きにつく。種子は楕円形で,全周に翼がある。 花期:7 - 8月 分布:本州(中部以西)・四国・九州,琉球;朝鮮半島,中国 Dioscorea ヤマノイモ属: オニドコロ カエデドコロ タチドコロ |
8-29-21 鱒淵貯水池湖畔,福岡県 |
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8-29-21 鱒淵貯水池湖畔,福岡県 |
8-29-21 鱒淵貯水池湖畔,福岡県 |
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