ツユクサ科 Commelinaceae

ヤブミョウガ(薮茗荷)
Pollia japonica Thunb.

常緑広葉樹林域の谷筋や林縁などに生育する多年草。長い地下茎が横に這う。茎は直立し,高さ 50 - 100 cm。葉は互生し,長さ 15 - 30 cm,幅 3 - 6 cmの狭長楕円形,表面はざらつき,裏面に細毛があり,基部は鞘となって茎を包む。花茎の先端から長さ20 - 30 cmの円錐状集散花序に数段に花をつける。花は1日でしぼむ。両性花と雄花が混在する。花冠の直径は7 - 10 mm。6個の白色の花被片があり,外花被片3個は長さ約 5 mmの卵形 - 円形,内花被片3個は長さ約 3 - 4 mmの倒卵形 - へら状となる。両性花は雌ずいが雄ずいより長く,花柱が長く突き出る。雄花では雌ずいは小さい。果実は球形,直径約 5 mm,青藍色に熟す。
花期:8 - 9 月
分布:本州(関東以西)・四国・九州;済州島・台湾・中国
Stellaria ヤブミョウガ属: コヤブミョウガ  ヤブミョウガ 


8-15-23 新立山,福岡県

8-15-23 新立山,福岡県

8-15-23 新立山,福岡県

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7-1-23 福岡県県宗像市

7-1-23 福岡県県宗像市

7-1-23 福岡県県宗像市

7-1-23 福岡県県宗像市
被子植物  生物