ツユクサ科 Commelinaceae

ホウライツユクサ(蓬莱露草)
Commelina auriculata Blume

湿った草地,林縁,道路端,に生育する多年草。草丈20 - 50 cm。茎は基部から匍伏して分枝し、上方は斜上する。葉は広披針形から卵状披針形で,長さ3 - 7 cm,幅 1 - 2 cm,先が尖る。葉腋から花柄を出し,淡青淡紫色の花をつける。花弁は楕円状の2枚で,幅は約2cm。苞は湾曲した半円形で,白毛が生える。先端は細長く尖らない。花は早朝に1個ずつ総苞の外に出て開き,1日でしぼむ。ずいは黄色で,ツユクサほど突き出ない。果実はさく果で,種子は23個。
花期:6 - 12月(南西諸島では1年中)
分布:九州(大隈半島以南),屋久島,沖縄島,宮古島,石垣島;台湾,東南アジア
Commelina ツユクサ属: ウスイロツユクサ  ツユクサ  ホウライツユクサ 


6-17-18 沖縄県大宜味村

6-17-18 沖縄県大宜味村
被子植物  生物