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クチバシグサ（嘴草） |
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低地の湿地や山裾などに生育する１年草。高さ 10 - 20 cm，茎は匍匐，分岐して，節から根を出し，四角形で無毛。葉は対生し，楕円形 - 楕円状円形で，長さ 1.5 - 3 cm，幅 1 - 1.5 cm，先は鈍頭または円頭，鋭い鋸歯縁，基部は切形，両面に短く粗い毛を散生する。葉柄は長さ 5 - 10 mm，微細毛がある。茎頂に総状花序を作り，対生する花を疎らにつける。苞は線状披針形，長さ 2 - 4 mm。萼は鐘形，５深裂し，長さ 7 - 9 mm。花冠は唇形，淡紫色 - 淡紅紫色，長さ12 - 14 mm，上唇は２裂し，長さ 3 - 4 mm，下唇は長さ約 3 mm，深く３裂する。花柄は花時は長さ 3 - 5 mm，果時は長さ 5 - 12 mm。さく果は狭円筒形，長さ 15 - 20 mm。 花期：３ - ９月 分布：徳之島以南 - 沖縄；台湾，中国(南部)，東南アジア，ニューギニア，インド |
 9-16-18 与那覇岳，沖縄県 |
 9-16-18 与那覇岳，沖縄県 |
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