ゲンジバナ(源氏花) |
草地に生育する1年草。葉は卵形または卵状披針形,長さ 1.8 cm,幅 3.5 cm,両面にまばらに短毛があり,縁には 尖った短鋸歯あるいは円い鋸歯があり,先は漸次尖るか稀には急に尖り,基部は円形,多少下方に延びる。葉柄長さ 5 mm。茎頂または上部の葉腋に1花をつける。萼は筒状で稜には5翼があり,長さ 13 - 17 mm,先は3裂する。花冠 は長さ 3.5cm,紫色。上唇は倒卵円形,長さ 1.1 cm,幅 0.8 cm,下唇は3裂し,各裂片は円形で,それぞれに紫色斑が1個ある。中裂片は長さ 7 mm,基部に紫色の筋がある,側裂片はやや小さい。雄ずいは4本,淡紫色,下側の2本は花糸の基部に棒状の突起がある。 花期:8 - 9月 別名:コバナツルウリクサ 分布:北海道・本州・四国・九州;ユーラシア,北アフリカ,北アメリカ,中国 Torenia ツルウリクサ属: ウリクサ ゲンジバナ |
9-23-18 鹿児島県南大隅 |
9-23-18 鹿児島県南大隅 |
9-23-18 鹿児島県南大隅 |
9-23-18 鹿児島県南大隅 |