ミズオオバコ(水大葉子)
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沼や溝に生育する1年草。茎の下部から多くのひげ根を出す。葉は根生し,沈水性で葉柄があり,葉身は広披針形で縁に波状のしわがある。葉は根生し,水中に斜上し,有柄,披針形から広卵形,長さ 10 - 30 cm,幅 2 - 15 cm,基部は楔形,切形または心形,質薄く,葉縁は波状に縮れる。葉の間から長い花茎を伸ばし,水面に上向きに開く。苞鞘は長さ 17 - 22 mm,縦に数本の波状に縮れた翼がある。花は両性花で,苞鞘の中からただ1つ出る。萼片は3個,狭長楕円形,長さ 8 - 12 mm。花は直径2 - 3 cmで,淡紅紫色 - 白色,花冠は薄く,先が3裂し,筒部が黄色。葯は内向し,花糸より短い。雄ずい3,葯は内向,花糸より短い。花柱は6個。子房は3 - 6室にわかれる。果実は長楕円形,長さ 2 - 5 cm,長さ約 2 mmの多数の種子が詰まる。 花期:8 - 10月 英名:ducklettuce , duck lettuce 分布:本州・四国・九州 |
9-4-22 大分県 |
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