タムラソウ(田村草) |
山地の草原などに生育する多年草。根茎は横に這い,木質。茎は直立し,高さ 30 - 140 cm,多数の条があり,有毛。葉は互生し,下部の葉は葉柄が長く,卵状長楕円形で羽状に4 - 7対に深裂または全裂し,刺はなく,縁には粗い鋸歯がある。上部の葉は短柄または無柄。頭花は紅紫色で,上向きに咲き,直径3 - 4 cm。頭花の周辺部の1列の小花は糸状で3 - 5深裂し実を結ばない。中心小花は筒状,両性,長さ22 - 26 mm。総苞片は覆瓦状に並び,7列で,外片と中片は淡黄褐色,鋭尖頭。花糸には乳頭状の凸起がある。花柱の先は2分して反り返る。そう果は長さ 6 mm。冠毛は淡褐色,長さ11 - 14 mm。 花期:8 - 10月 分布:本州・四国・九州,朝鮮半島 |
8-27-23 阿蘇北外輪山,熊本県 |
8-27-23 阿蘇北外輪山,熊本県 |
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8-27-23 阿蘇北外輪山,熊本県 |
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