キク科 Compositae

センボンヤリ(千本槍)
Leibnitzia anandria (L.) Turcz.

山地や樹林下,丘陵の日当たりのよい草地などに生育する多年草。葉はロゼット状。春の葉は卵形で,裏面は白いクモ毛が密生する。秋の葉は倒卵状長楕円形で,羽状中裂する。春は高さ5 - 15 cmの花茎の先に直径約1.5cmの頭花を1個ける。舌状花は表面は白色で,裏面は紫色を帯びる。中心部に筒状花がある。秋に高さ30 - 60 cmの花茎の先端に筒状花だけの閉鎖花を1個つける。長さ約1.5 cmの総苞に包まれたまま結実する。冠毛は褐色で長さ約1 cm。名は秋の閉鎖花が大名行列の毛槍に似ていることに由来。
花期:4 - 6月と9 - 11月 別名:ムラサキタンポポ
分布:北海道・本州・四国・九州


4-29-11 10:51 平尾台 標高 525 m
北九州市小倉南区井手浦

4-29-11 10:51 平尾台 標高 525 m
北九州市小倉南区井手浦

4-30-05 10:59 俵山 :稜線 標高990 m
熊本県

4-30-05 10:59 俵山 :稜線 標高990 m
熊本県

10-23-05 12:36 冠ヶ岳 1100 m
熊本県

10-23-05 12:36 冠ヶ岳 1100 m
熊本県
被子植物  生物