キク科 Compositae

サワオグルマ(沢小車)
Tephroseris pierotii (Miq.) Holub

日当たりのよい山間の湿地に生育する多年草。高さ 50 - 80 cm。茎は太くてやわらかく,中空で直立し,葉とともに白いくも毛がある。根出葉はロゼット状で長柄があり,狭長楕円形または披針形,長さ12 - 25 cm,幅1.5 - 7 cm,鈍頭,縁に微凸歯があるか,やや全縁,両面ともはじめくも毛が密生するが,のちに無毛となる。茎葉は長さ10 - 20 cm,幅3 - 5 cm,卵状披針形,鋭尖頭,基部は茎を抱く。頭花は茎頂に散房状に多数つき,黄色で直径3 - 5 cm。花柄は長さ3 - 8 cm。総苞は長さ7 - 8.5 mm,幅10 - 14 mmの鐘形。総苞片は20 - 22個,広披針形で先はとがり,幅約1 mm。舌状花冠は長さ 11 - 16 mm,幅約 2 mm。筒状花は多数。そう果は無毛で長さ約 4 mm,冠毛は白色,長さ7 - 9 mm。
花期:4 - 6月
分布:本州・四国・九州,琉球
Tephroseris オカオグルマ属: オカオグルマ  サワオグルマ 

5-11-24 タデ原湿原,大分県

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被子植物  生物