キク科 Compositae

ナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒)
Pertya glabrescens Sch.Bip. ex Nakai

やや乾燥した山地に生育する落葉低木。高さ 50 - 100 cm。地下茎は太く,枝は紫色を帯び,無毛。葉はほとんど無毛,少し硬く,ふちには鋭い小さな鋸歯があり,3脈が目立つ。本年枝につく葉は卵形で互生する。前年枝には節ごとに細長い葉を5 - 6個束生する。前年枝の束生した葉の中央に頭花を1個つける。頭花は筒状花が10数個集まったもので,筒状花は長さ約 1.5 cm,花冠は白色,深く5裂する。雄しべは5個,雌しべは1個,ともに花冠からつきだす。総苞は総苞片が覆瓦状に並んで円柱形となる。そう果。長さ約7mm,先端には淡褐色の冠毛がある。
花期:9 - 10 月
分布:本州(宮城以南)・四国・九州,対馬
Pertya コウヤボウキ属: クルマバハグマ  コウヤボウキ  ツクシカシワバハグマ  ナガバノコウヤボウキ 


9-4-11 経ヶ岳,長崎県大村市黒木町

9-4-11 経ヶ岳,長崎県大村市黒木町

9-4-11 経ヶ岳,長崎県大村市黒木町

9-4-11 経ヶ岳,長崎県大村市黒木町

8-13-06 五家原岳,長崎県諫早市

8-13-06 五家原岳,長崎県諫早市

8-13-06 五家原岳,長崎県諫早市

8-13-06 五家原岳,長崎県諫早市
被子植物  生物