キク科 Compositae

カセンソウ (歌仙草)
Inula salicina L. var. asiatica Kitam.

日当りのよい山野の湿地に生育する多年草。高さ60 - 80 cm。茎は直立してかたく,やや密に毛が生え,上部でやや分枝する。地下茎を長くのばして増える。根生葉は鱗片状で,下部のやや大型の葉とともに花の頃にはない。葉は互生し,茎葉は長さ5 - 8 cm,幅1 - 2 cmの長楕円状披針形,葉先は尖る。基部は茎を抱く。葉縁にはまばらに凸状の小歯牙がある。裏面は脈が隆起して目立つ。茎の上部が分枝して,数個の黄色の頭花を上向きに開く。総苞は半球形で長さ約 1 cm,総苞片はほぼ同じ長さで,4列に並ぶ。舌状花は長さ約 9 mm。そう果は無毛で10肋があり,長さ 1.5 mm。冠毛は長さ約 8 mm。
花期:7 - 9月
分布:北海道・本州・四国・九州
Inula オグルマ属: オゼミズギク  カセンソウ 


8-20-23 阿蘇北外輪山,熊本県

8-20-23 阿蘇北外輪山,熊本県

9-11-11 13:51  平尾台風神山山頂 標高 418 m
北九州市小倉南区新道寺

9-11-11 13:51  平尾台風神山山頂 標高 418 m
北九州市小倉南区新道寺

9-11-11 13:56  平尾台風神山山頂 標高 418 m
北九州市小倉南区新道寺

9-11-11 13:56  平尾台風神山山頂 標高 418 m
北九州市小倉南区新道寺
被子植物  生物