マルバルリミノキ(丸葉瑠璃実の木)
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山地の樹林内に生育するの常緑低木。高さ約1m。茎は細く,まばらに分枝し,黄褐色の開出毛が密生する。葉は対生し,長楕円形 - 楕円形で,長さ3 - 9 cm,幅2 - 4 cm,先は短く尖り,基部は円形 - 浅い心形,表面は無毛で裏面は黄褐色の開出毛が密生する。葉柄はないかあっても短い。托葉は狭三角形で先が尖り,剛毛が密に生える。花は葉腋ごとに1 - 3個つき,花冠は白色漏斗形で長さ約 7 mm,先は5裂する。苞葉は線形で剛毛が密生し,長さ8 - 13 mm。果実は液果で,直径約 7 mmの球形,瑠璃色に熟す。 花期:12 - 4月 分布:九州(屋久島以南),沖縄;台湾,中国南部,東南アジア,インド Lasianthus ルリミノキ属の花: タイワンルリミノキ マルバルリミノキ リュウキュウルリミノキ ルリミノキ |
1-2-17 名護岳,沖縄県名護市 |
1-2-17 名護岳,沖縄県名護市 |
6-11-17 与那覇岳,沖縄県国頭村 |
6-11-17 与那覇岳,沖縄県国頭村 |