ハクチョウゲ(白丁花)
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中国原産で,沖縄に自生する常緑小低木。よく分枝して高さ0.5 - 1 mになる。枝の節に托葉の変化した棘が3本ある。よく分枝し,小枝が多数出て,密に繁る。 樹皮は灰褐色で,若枝は平滑で,古枝は縦に剥がれる。葉は狭楕円形で長さ1- 3 cm,やや厚く,全縁。長い葉の対と短い葉の対がそれぞれ対生した4輪生となる。 長枝の葉腋から出た短枝の先に白色または淡紅色の花を1 - 2個つける。花冠は長さ1 - 1.2 cmの漏斗状で5深裂し,裂片は浅く3裂し,縁が波打つ。雄ずいは5個,花柱の長い花と短い花がある。果実は日本ではほとんど実らない。 花期:5 - 7月(秋遅くまで咲く) 分布:沖縄;中国,台湾,インドシナ,タイ |
被子植物 生物