アカネ科 Rubiaceae

アリドオシ(蟻通し)
Damnacanthus indicus C.F.Gaertn. var. indicus  

山地のやや乾いた常緑樹林内に生育する常緑低木。常緑樹林内に生育する常緑低木。高さ 30 - 60 cm。主茎はまっすぐに伸び,側枝がよく二叉分枝し,横に広がる。葉腋に1対の長さ1 - 2 cmで,葉と同長または長い,鋭い棘がある。葉は枝から水平に広がり,それに対して棘は垂直に伸びる。葉は対生し,長さ1 - 2.5 cm,幅 0.6 - 1.2 cmの卵円形で縁は全縁。先端は鋭く尖り,葉質は硬くて光沢があり,両面とも無毛。葉柄は長さ1 - 3 mm。枝先や葉腋に花を1 - 2個ずつつける。花冠は白色,筒形で,筒部の長さ7 - 9 mm,は4裂し,裂片は長さ約3 mm。萼は長さ1 - 1.5 mm,4裂する。果実は液果で直径 5-6 mmの球形。冬に赤熟し,先端に萼が残る。果実が翌春まで残り,花と実が同時に見られることがある。
花期:4 - 5月
分布:本州(関東以西)・四国・九州,沖縄;朝鮮半島南部,アジア東南部


4-30-23 宇佐市,大分県

4-30-23 宇佐市,大分県

4-30-23 宇佐市,大分県

4-30-23 宇佐市,大分県

5-1-19 長崎県平戸市

5-1-19 長崎県平戸市

5-1-19 長崎県平戸市

5-1-19 長崎県平戸市

5-19-19 長崎県平戸市

5-19-19 長崎県平戸市
被子植物  生物