モクセイ科 Oleaceae

シマモクセイ(島木犀)
Osmanthus insularis Koidz.

山地に生育する常緑高木。高さ 4 - 15m。樹皮は灰褐色でを帯び,縦に浅い割れ目がある。葉柄は短かく,葉は対生,長さ7 - 11 cm,幅 2 - 4 cmの狭長楕円形または卵状楕円形で,先端は鋭尖形,全縁,やや薄い革質で主脈は裏面に隆起する。雌雄異株。葉腋に小さな白色の花を束生する。花柄は長さ 7 - 10 mm。萼は4裂。花冠は直径 5 - 6 mmで,4深裂する。雄花の雄ずいは2個。果実は核果,長さ 1.6 - 2 cmの楕円形,翌年の5 - 6月に藍黒色に熟す。
花期:10 - 11月  別名:ナタオレノキ,ハチジョウモクセイ,サツマモクセイ,ナタハジキ
分布:本州(福井県以西)・四国・九州,八丈島,小笠原諸島,南西諸島;朝鮮半島,台湾

10-14-24 鐘崎,福岡県宗像市

10-14-24 鐘崎,福岡県宗像市

10-14-24 鐘崎,福岡県宗像市

10-14-24 鐘崎,福岡県宗像市
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