イワタバコ科 Gesneriaceae サツマイワギリソウ（薩摩岩桐草） Oreocharis primuloides f. immaculata (Sakata) Hatusima

山地の岩壁に着生する多年草。高さ 10 - 20 cm。葉柄は長さ 3 - 10 cm，白色軟毛が密生し，黒褐色 - 茶褐色のやや長い腺毛が混じる。葉は根生し，長さ4 - 10 cmの卵形 - 卵円形，やや肉厚，鈍鋸歯があり，白い軟毛が多い。葉の間から長さ 12 - 15 cmの花茎をだし，数個の花をつける。花柄は約１cm，萼は筒状，長さ 5 - 6 mm，５深裂する。花冠は漏斗状で，長さ約２ｃｍ，紅紫色，唇形で上唇は２浅裂し，下唇は３裂する。下唇の裂片は卵形で鋭頭。花柄，萼片，花冠に，白色軟毛が密生し，黒褐色 - 茶褐色のやや長い腺毛が混じる。�さく果は長さ約 3 cm，幅約 3 mm の紡錘形。 花期：５ - ６月 分布：九州（薩摩半島南部） Oreocharis イワギリソウ属： イワギリソウ　 サツマイワギリソウ

5-19-24　薩摩半島南部，鹿児島県	5-19-24　薩摩半島南部，鹿児島県
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