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クチナシグサ（梔子草） |
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日当たりのよい草地や林下に生育する半寄生の２年草。茎は地をはい，長さ 15 - 60 cm，下部にまばらに羊毛状の毛があり，上部は軟毛があるかほぼ無毛で緑色。茎の上部の葉は対生し，線形または線状へら形で先はとがり，両面に毛が散生し，長さ 20 - 35 mm，幅 2 - 3 mm，先は尖り，全縁。下部には広い広針状の葉があり，白毛がある。上部の葉腋ごとに１花をつける。花柄は長さ2 - 8 mm。萼は筒状で４深裂し，長さは花期で8 - 15 mm，筒部に縦に走る４稜があり，裂片は長い線形で，長さ4 - 10 mm，ほとんど無毛。萼筒の基部には葉状の苞が２個ある。萼筒は果期には長さ20 - 25 mmと大きくなる。花冠は淡紅紫色，筒状で長さ 10 - 13 mm，２唇形となり，下唇は３裂しその中央の裂片は最も大きく喉部に２つの溝がある。雄ずいは4本，花筒につき上の１対は短い。花柱は細長く，先は少し曲がって先端に柱頭がある。さく果は大きくなった萼に包まれ，卵形で先が尖り，長さ 8 - 9 mm，幅3 - 5 mm。種子は多数あり卵形で長さ約 1 mm。 花期：４ - ５月 分布：本州（関東地方以西）・四国・九州；中国（中部） |
 4-7-24 熊本市 |
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