キツネノマゴ科 Acanthaceae

ウロコマリ(鱗毬)
Lepidagathis formosensis C.B.Clarke ex Hayata

常緑樹林下の林床に生育する多年草。高さ 30 - 60 cm。茎はやや木化して堅く,直立し,ほとんど無毛。葉は対生し,卵状楕円形 - 長楕円形,長さ 5 - 16 cm,幅 2 - 6 cm,先は鋭く尖り,基部は鋭形で柄に続き,波状の鋸歯があり,裏面脈上に短毛があるほかは無毛。枝先,葉腋から0.5 - 1.5 cmの花枝を伸ばし,その先に小さな花が密集した円筒状の穂状花序をつける。苞と小苞は卵状長楕円形で先は刺状にとがり,長さ 6 - 7 mm。萼は先端が5つに深く裂け,長さは5 mm。花冠は白色,筒形で先は唇形となり,上唇は先が浅くへこみ,下唇は3裂し,中央の裂片には淡紫色の斑がある。雄ずいは4本。さく果は長さ 6 mmで,上部に短毛が散生する。種子は2個,偏球形で径1 mm。
花期:11 - 4月
分布:琉球列島;台湾


1-14-24 名護岳,沖縄県

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被子植物  生物